ここでは、データ登録ウェブサイト「ADIT-NMR」で新規に研究データを登録する場合や、
既存の登録データを更新する方法について簡単な方針を述べます。
低分子量NMRデータ登録のためのウェブサイト「SMSDep」も使い方は基本的に同様です。
入力画面、データ項目の階層、各ボタンの説明は、ADIT-NMRの使い方 2をご覧ください。
登録ではデータ入力による情報の提供の他に、
ADIT-NMRのトップページを開きます。下記の場合に応じて登録セッションの開始方法を選択します。
新規に登録作業を行なう場合:
「BEGIN」のボタンを押します。
ADIT-NMRの入力途中で、前回の作業を再開したい場合:
「Session Restart ID」を入力して「CONTINUE SESSION」ボタンを押すと、
前回の保存状態から、作業を再開することができます。
(注意)登録完了後は、この登録セッションでのアクセスはできません。
かつて、このADIT-NMRを使用してデータ登録を行なったことがある場合:
そのときの入力データを利用して(複製する)、新しい登録セッションを開始することができます。
利用したい「Session Restart ID」を入力して「NEW SESSION」ボタンを押すと、新しい「Session Restart ID」が発行されます。
そして今回の登録内容に合わせて、修正あるいは追加・削除を行なって下さい。
登録セッションには一意の「Session Restart ID」が割り当てられます。 (左上の青枠の中)
再度このセッションにアクセスするときのために、この「Session Restart ID」が必要となります。
「E-mail:」ボックス内に電子メールアドレスを記入してを押すと、
「Session Restart ID」が記された電子メールを受け取ることができます。
次に、登録の種類を選択します。
ADIT-NMRでは、両者の登録データを一括で、個別に登録処理担当者へ提出することができます。
(注意)SMSDep(低分子量のNMR立体構造データ)の登録は、BMRB登録となり、以下のような選択はありません。
BMRB登録の場合
PDB/BMRB登録の場合
(注意)このPDBエントリーが、既に登録済みのBMRBエントリーと関係があるならば”yes” を選択して下さい。
最後に、のボタンを押す。
画面が変わり、File upload instructionsのページに飛びます。
読んだ後、のボタンを押して下さい。
BMRB登録モードを選択した場合は、以下の画面が表示されます。
step1:アップロードしたいファイルを選択します。
step2:ファイルの種類を選択します。
step3:アップロード実行。
を押して、ADIT-NMRサーバへ送信。
PDB/BMRB登録モードを選択した場合は、以下の画面が表示されます。
step1:アップロードしたいファイルを選択します。
step2:ファイルの種類を選択します。
step3:アップロード実行。
を押して、ADIT-NMRサーバへ送信。
原子座標ファイルを送信した後には、フォーマット確認と構造評価のために、
必ずボタンと ボタンを押して確認を行なってください。
検証項目の詳細は「登録データの検証」をご覧下さい。
ここからは、研究に関するデータの入力を行ないます。
詳細は、「ADIT-NMRのデータ入力項目」を参照して下さい。